虚数って何?「虚構の数」の現実とは

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ルートはご存じでしょうか。平方根とも言いますが、ある数、Aをある数、Bの二乗で表せるとします。その時BはAの平方根と言います。

例えば、2は4の平方根です。3は9の平方根です。では、3の平方根は何でしょうか?それをルート記号の「√」を使って√3になります。(下の負の数の概念を踏まえれば、正確には±√3が3の平方根です。)

ところで、話が変わりますが、負の数と言えば、ゼロより少ない数として定義されています。納得いかないかもしれませんが、負の数かける負の数は正の数ということもご存じだと思います。

まぁ、掛け算というのは、演算という行為なので、負の数に負の演算をすれば、2重の負の行為ということでせいになると考えていいと思います。(このページが助けになると思います。)

では、少し元に戻って、負の数の平方根を考えてみましょう。例えばー4の平方根はなんでしょうか?平方根は同じ符号でなければならないので、二乗して負の数になる数はありません。みんな正の数になってしまいます。

そこで、考えたのが、二乗して負の数になる記号です。これをi(アルファベットのアイ)で表し、虚数と呼びます。つまり、i かける i はー1です。

われわれの生活にはなかなか現れないものですが、ひじょうに面白い数ということを次回、説明しましょう。

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