身の回りで起こっていることを、数字にすると結構驚く事ってありますよね。
例えば、太陽の大きさは地球から見ると大したことがないですが、体積比で約地球の130万倍の大きさがあります。
その太陽が石炭のようなものでできているとしたら、約数千年で燃え尽きてしまいます。そんなに大きくても、それだけ勢い良く燃えていれば、すぐに燃え尽きてしまうのです。
「数千年でもすごい!」とお思いでしょうが、太陽の現在の年齢は約46億年と言いますから、数千年なんて太陽の人生にとっては一瞬の出来事です。
それでは、どうしてあれだけのエネルギーを、こんなに長い間出し続けられるのでしょうか?
実は太陽では核融合が起きて、エネルギーが放出されます。大きな太陽が生む重力が原子を狭いところに閉じ込められるために、実現できることなのです。
もう一つ、太陽がらみですが、地球と太陽の距離を想像できるでしょうか?「遠いようで近い、近いようで遠い」という感じでしょうか。まるで、お釈迦様の説教のようですが。。。
まじめな話をすると、光の速さ(電波の速さと同じ)で約500秒かかります。8分と20秒と言ったところです。中継で声だけが遅れて見えるという次元からほど遠い感じです。
これでもピンと来ませんか?では、地球の大きさをパチンコ玉くらいに縮小したとしたら、太陽までの距離はどれくらいになるか考えるといいかもしれません。
単純な比の計算、つまり、割り算をすると、100から200メートル先に太陽があるという計算になります。
結構離れてますね。常識的なものもありますが、知っているとちょっと自慢できる知識だと思います。